4回目の食料支援 学生270人長蛇の列 茨城・つくば

茨城県つくば市で2月21日、コロナ禍での学生生活を支援しようと、食材の無料提供会が開かれました。
「学生応援プロジェクト@つくば-PEACE-」(冨山香織代表)の主催で、4回目になります。
筑波大学生ら270人が開始前から列をつくり、県生協連やコープ、県農民連などから寄せられた米・野菜、レトルト食品や日用品を持ち帰りました。

飲食店でアルバイトをしていた大学2年の女子学生は、「コロナでお店がつぶれて収入も減った。バイト探しも大変だった」、大学院2年の中国人留学生は、「飲食店のバイトでシフトが減り、月7万の収入が3万になった。節約生活だったので助かります」と話しました。

会場には休業支援金・給付金の相談コーナーも設けられ、スタッフが申請用紙を片手に制度の紹介をしていました。
スタッフで筑波大学3年の男性は、「初めて相談コーナーも設けたが、制度を知らない人が多かった。周知する取り組みも広げていきたい」と語りました。

冨山代表は、「困り事の中に『孤独を感じる』という声もある。食料支援が地域との交流の場にもなり良かったと思う」と話しています。

(「しんぶん赤旗」2021年2月24日付より転載)

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